2. 市場環境
リトレースメントとリバーサルの見分け方
値動きをリトレースメントとリバーサルのどちらであるかを適切に区別することは非常に重要です。
一時的な価格変動のリトレースメントと長期的なトレンドのリバーサル(反転)を見分けるには、いくつかの重要な違いがあります。
| リトレースメント |
リバーサル |
| 通常、大きな値動きがあった後に発生する |
いつでも起こりえる |
| 短期間、短期のリバーサル |
長期 |
| マクロ経済環境では変わらない |
マクロ経済環境で動き、長期的なリバーサルとなる |
上昇トレンドでは、購買意欲が高まり、
価格は上昇する可能性が高くなる。
下降トレンドでは、 売却意欲が高まり、
価格は下落する可能性がある。 |
上昇トレンドでは、購買意欲がほとんどなく
価格は下落を余儀なくされる。
下落トレンドでは、売却意欲がほとんどなく
価格はさらに上昇する。 |
リトレースメントの識別
リトレースメントを識別するための一般的な方法は、フィボナッチレベルを使用することです。
多くの場合、価格は38.2%、50%、61.8%のフィボナッチリトレースメントレベルを経て、全体的なトレンドに移行します。
価格がこの3つのレベルを超えたら反転のシグナルかもしれません。
しかしここで気を付ける点は、テクニカル分析は正確な定義ではないということです。
価格はフィボナッチリトレース61.8%で一息ついた後、再び上昇トレンドを形成しました。しばらくすると再び上下落し、リトレースメントレベル50%に落ち着いたあと、上昇に向かいました。
価格がリバーサルの領域になっているか確認するもう一つの方法は、ピボットポイントを使用することです。
上昇トレンドでは、サポートレベル(S1、S2、S3)に注目してブレイクするのを待ちます。下降トレンドではより高いレジスタンスレベル(R1、R2、R3)に注目してブレイクするのを待ちます。
ブレイクした場合は、反転する可能性があります。
最後の方法はトレンドラインを使用することです。主要のトレンドラインが突破されると、反転の可能性があります。
ローソク足チャートパターンとこのテクニカルツールを併用することで、高い確率で反転を狙うことができるかもしれません。
これらの方法でリバーサルを見分けることはできますが、唯一の方法という訳ではありません。やはり、練習と経験に替えることは出来ません。十分な時間をかけて観察することで、リトレースメントとリバーサルを識別するときに、最適な方法を見つけ出すことができます。
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