テクニカル分析は、過去の値動きを基に現在の市場状況や今後の値動きを分析します。
テクニカル分析を使用する主な根拠は、現在の市場状況はすべて価格に反映されているということです。世の中の情報が価格に反映されているとすれば、トレードに必要なのはプライスアクションだけです。テクニカル分析では、そんなプライスアクションのリズムや流れ、トレンドに注目します。
「歴史は繰り返される」という言葉があります。テクニカル分析は、つまりそういうことです。
過去にある価格が重要なサポートラインまたはレジスタンスラインとなった場合、その価格を中心に取引を行います。テクニカルアナリストは、過去に形成された同じようなパターンを探し、価格も以前と同じように動くという可能性を信じてトレードアイデアを構成します。テクニカル分析は予測ではなく、可能性を追求するものです。
FX市場でテクニカル分析と聞いて、まず頭に浮かぶのはチャートでしょう。テクニカルアナリストがチャートを使用する理由は、過去のデータを視覚化する最も簡単な方法であるからです。過去のデータからトレンドやパターンを見つけることができ、大きな取引機会を見つけることができます。
またテクニカル分析に頼るトレーダーが多いため、これらのパターンやインジケーターのシグナルは現実的になりやすくなります。より多くのトレーダーがパターンを探せば、これらのパターンが市場に現れる可能性は高くなります。
しかし、テクニカル分析はかなり主観的な判断であることを頭に入れておかなければなりません。同じチャートを見ていたとしても、価格がどちらに動くかということについて、同じ意見になるとは限らないからです。
重要なのは、テクニカル分析の概念を理解しているかということです。そうすれば、フィボナッチやボリンジャーバンド、ピボットポイントなどの話が出たとしても焦らずに済みます。