最も一般的なインジケーターの仕組みについて分かったところで、次は実際にいくつかのインジケーターの例とインジケーターを組み合わせた売買シグナルについて見ていきましょう。
一つのインジケーターのみ利用し、それだけに従ってトレードすることができれば良いですが、それぞれのインジケーターも完璧ではないため、それは非現実的です。そのため、トレーダーは様々なインジケータを組み合わせてトレードしています。3つのインジケーターを利用し、全てが同一のシグナルを示さない限りトレードしないのです。
下の例では、EUR/USDの4時間足チャートでボリンジャーバンドとストキャスティックスを利用します。
レンジ相場であるため、ボリンジャーバンドに注目しましょう。
ボリンジャーバンドとストキャスティックスが示した売りのシグナルを確認してみましょう。
EUR/USDはレジスタンスレベルとして機能するポリンジャ―バンドの上まで上昇しました。それと同時に、ストキャスティックスは過剰買いエリアに入り、そのうち価格が下落する可能性を示しました。
では、その後どうなったのでしょうか?
価格は300pipsも下落したため、売り注文を入れていれば、多額の利益を得ていたでしょう。
その後、価格はサポートレベルとして機能するバンドの底に触れました。これは、そこから価格が反転することを意味します。ストキャスティックスでは過剰売りを示しているらめ、買い注文を入れるべきであるということです。
ここで買い注文を入れていれば、400pipsほどの利益を得ることになっていたでしょう。
次は、RSIとMACDについて見ていきましょう。
RSIが過剰買いを察知して売りシグナルを出すと、MACDもすぐに下方クロスオーバーを示し、売りシグナルとなりました。その後、チャートを見てわかる通り、その時点から下落に転じました。
その後、RSIは過剰売りを察知して買いシグナルを出しました。その数時間後、MACDが上方クロスオーバーを示し、これも買いシグナルとなりました。
この例で、RSIがMACDよりも早い段階でシグナルを示すということが分かるでしょう。
トレーダーとして経験を積むにつれ、自分に合ったインジケーターが分かってきます。どのトレーダーも常に正しいシグナルを出すインジケータの魔法の組み合わせを見つけようとしていますが、実際にそんなものは存在しません。値動きに対するインジケーターの動作の傾向が分かるまで、それぞれのインジケーターを研究し、自分自身が十分に理解したうえで、自身のトレードスタイルに合った組み合わせを考える必要があります。