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中級1コース

中級1コースにようこそ!
インジケーターや重要なチャートパターン、ピボットポイントを適切に使用して取引する方法について学びましょう。

1. 先行指数と遅行指数

オシレーターの使い方

テクニカル分析には大きく分けてトレンド系とオシレーター系の2種類があります。

オシレーターとは「振り子」という意味で、2つのポイントを行ったり来たりすることを表します。ある一定の範囲を振り子のように推移することからオシレーターと呼ばれています。

基本的にオシレーターは、買いや売りのシグナルを発します。ストキャスティクス、パラボリック SAR、RSIは全てオシレーターです。これらのインジケーターは、これまでのトレンドが一巡し、価格が方向転換する準備が整ったという、トレンド反転の可能性を示唆するものです。

いくつか例を挙げて説明します。
下のGBP/USDチャートの日足チャートに3つのオシレーターを全て表示しました。
12月末頃に3つ全てのオシレーターが買いシグナルを出しています。ここで買い注文を入れていたら400pipsの利益が発生しています。

その後、1月の3週目に3つ全てのオシレーターが売りシグナルを出しています。その後、3か月間の長い下落を見ると、売り注文を入れていたとすれば、かなりの利益が発生していたでしょう。
4月中旬には、3つ全てのオシレーターが売りシグナルを出ています。

ここで、これらのシグナルが完璧でないことを知ってもらうために、オシレーターが混乱しているところを見てみましょう。下のチャートでは、インジケーターが相反するシグナルを発していることが分かります。

例えば、パラボリックSARは2月中旬に売りシグナルを出しましたが、ストキャスティクは買いシグナルを出しました。売買のどちらを選択すれば良いのか迷うでしょう。RSIも売買シグナルを出していないため、同様に迷いがあるようです。

上のチャートを見ると、誤ったシグナルが多く出ていることが分かります。

4月の2週目には、ストキャスティクスとRSIの両方が売りのシグナルを出していますが、パラボリックSARは出していません。そこから価格は上昇し続けているため、売り注文を入れていれば、大きな損失が発生していたでしょう。

さらに5月中旬にもストキャスティクスとRSIから誤った買いシグナルが出ています。パラボリックSARの売りシグナルを無視して、買い注文を入れていれば、大きな損失が発生していたでしょう。

このような優れたインジケーターに何が起こったのでしょうか?
その答えは、それぞれの計算方法にあります。

ストキャスティクスは、ある期間の高値と安値の範囲の中で現在の価格がどこに位置するのかを示してくれますが、1時間足から次の時間足への変化は考慮されていません。

RSIは、終値から次の終値までの変化を示します。

パラボリックSARには独自の計算方法があり、矛盾が生じる可能性があります。

これがオシレーターの性質です。特定の値動きが常に同じ反転をもたらすと仮定しています。

先行指数が誤ったシグナルを出す可能性があることを理解していなければ、誤った選択をするかもしれません。様々なシグナルが混在している場合は、推測するより何もしないことがベストです。全ての基準を満たさない取引は控えることが賢い選択です。